2015年01月30日

東電の4─12月期経常利益は20%増益、高効率火力が寄与

東電の4─12月期経常利益は20%増益、高効率火力が寄与 

 [東京 30日 ロイター] - 東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)が30日発表した2014年4─12月期の連結経常利益は前年同期比20%増の2270億円だった。最新鋭の天然ガス火力の稼働増による燃料費の削減が寄与した。

 最大の費用項目である燃料費は4─12月期に前年同期から944億円削減。千葉県と茨城県のガス火力発電所で、「コンバインドサイクル」と呼ばれる高効率の発電設備が今年度から稼働開始する一方、割高な石油の燃料消費が大幅に減少したことが奏功した。

 主燃料のLNG(液化天然ガス)の調達価格は、原油価格の変動が数カ月遅れで反映される。昨年秋以降の急激な原油安に伴う燃料費の低下は来年度以降に実現すると見込んでいる。

 通期見通しは、経常利益が前年比2.2倍の2270億円、当期利益は同18.8%増の5210億円と、昨年12月に示した予想から変更はない。

 東電は、福島第1原発事故の被害者に対する賠償金の支払いについて国から援助を受けており、原子力損害賠償・廃炉等支援機構を通じて東電に支払われる賠償支援額を特別利益に、被害者に支払う損害賠償費を特別損失にそれぞれ計上し、両項目を相殺して当期損益に反映される。

 今月22日時点で原賠支援機構から出た支援金の累計額は4兆6120億円に上る。

 

  (浜田健太郎)

posted by 地域フラッシュ at 19:04| Comment(0) | 産業・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

>